建築家見学できる有名建築家の住宅一般的に、住宅は個人の所有物なので見学が難しいのですが、有名建築家が手掛けた住宅の中にはその文化財としての価値が認められて、公的機関の管理のもとに一般公開されているものがいくつかあります。 この記事では、東京近郊において、予約無しで誰でも見学できる(2022年7月現在)、有...
木のデザイン木架構あらわしの都市型住宅木造の魅力のひとつは、古い和風建築に見られるような、あらわしになった柱梁の架構にあるといえます。 架構があらわしになっていると、木のぬくもりがありながら力強い、おおらかな空間を味わうことが出来ます。一方で、市街地においては防火・耐火上の制約で架構あらわしにすることが難しいケ...
コスト住宅建設コストの動向(2022年上半期)昨年の春くらいから、「ウッドショック」と言われる木材価格の高騰や資材の納期遅延といった問題が出ており、建設コストや工期に大きな影響が出ています。 ここでは「ウッドショック」の問題が顕在化してから一年あまりが経過した、2022年上半期の動向について、設計事務所としての経験や関...
エコのデザイン断熱性能グレードの比較2022年現在、2025年度から省エネ基準適合義務化が小規模な住宅においても開始される予定となっています。 この記事では、省エネ義務化に合わせて改正された断熱等級と、主要な民間規格や性能について、概要を解説してみたいと思います。...
BIMBIMによる住宅設計のメリットBIMとはBuilding Information Modeling の略称で、3Dの立体データと2Dの図面情報を統合して作業する設計ツールです。 KHアーキテクツでは数年前からAutodesk社の Revit LT を導入しており、CADソフトである同社のAutocad...
自然素材珪藻土系左官材のメリット珪藻土とは、植物性プランクトン「珪藻」の化石に由来する多孔質の土になります。 元来、熱に強く七輪等に使われてきたそうですが、様々な効能から内装に使う左官材としても根強い人気があります。 この記事では、インテリアに珪藻土を使用するメリットについてご説明したいと思います。...
エコのデザイン付加断熱の基礎知識一般的に「付加断熱」とは、断熱の弱い部分(熱橋部分)をカバーして外皮全体がまんべんなく断熱されるように、補助的に付け足した断熱材とその工法を意味します。 「付加断熱」は日本の標準的な住宅ではほとんど採用されないのですが、高気密高断熱住宅としたい場合に、断熱性能を高める上で重...
コスト住宅の設計料の内訳とは?一般的に、設計事務所がお施主様からいただく住宅の設計監理料は、総工費の10%前半程度に設定されていることが多く、金額としては200万から400万円前後にのぼります。 他の仕事と比較しても、きわめて高額な金額をお支払いいただくことになるのですが、設計監理料とは何に対価を支払う...
リフォーム・リノベーションリフォームでの断熱改修の方法リフォーム・リノベーションにおいては、予算を十分に確保して、スケルトン状態まで解体した上でのリフォームでない限り、十分に断熱改修して温熱環境を劇的に改善するのは難しいのが実情です。 この記事では、フル・リフォームでない場合における、断熱改修の様々な方法について解説したいと思...
エコのデザイン防火規制と断熱サッシのデザイン高気密高断熱住宅においては、一般的に「断熱サッシ」と呼ばれる断熱性能の高いサッシを開口部に使用しますが、防火規制のある地域では「防火設備」という法規制上の規格認定をクリアした断熱サッシを使用しなければなりません。 ここでは、防火規制のある地域で断熱サッシを使用する場合のポイ...
和のデザイン障子の効果とスペースデザイン障子は伝統的な日本の建具ですが、現代のライフスタイルにも馴染み、断熱・省エネ効果も期待できます。 この記事では、こうした障子によるスペースデザインについて実例を挙げながらご説明したいと思います。 伝統的な障子は、一般的に障子紙といわれている和紙が張られており、経年劣化や破損...
プランニングコートハウス(中庭型住宅)のメリットコートハウスとは、一般的に中庭型住宅のことを意味します。 都市部の住宅において、中庭のある住宅はスタンダードなタイプのひとつですが、ここではコートハウスのメリットや特徴についてご紹介したいと思います。 コートハウスは、日本でいえば坪庭のある京都の町家を思い浮かべると理解しや...
インテリア吹抜けの効果吹抜けとは、床の一部を抜いて2層以上の天井高さを確保した空間のことを意味します。 ここでは、吹抜けの長短所や諸々の効果について実例を挙げて解説します。 吹抜けの大きな長所としては、その開放感がなんといっても大きいと言えます。...
二世帯住宅二世帯住宅のバリエーション土地代が高く、敷地の面積も限定されがちな都市部において、二世帯住宅は資金を世代間で融通でき、土地の有効活用も出来るため、新築戸建て住宅において人気のある選択肢のひとつと言えます。 このコラムではKHアーキテクツが手がけた二世帯住宅の事例におけるバリエーションをご紹介します。...
木のデザイン木を活かした外壁仕上げと法規制天然の木材の質感を生かしたデザインは非常に人気があります。一方で、防火の法規制から木材をそのまま使用することが難しいケースもあります。 この記事では、法規制をクリアして実現した木仕上げ外壁の事例をご紹介します。 市街化区域の多くは準防火地域や防火地域等、地域ごとに防火の規制...