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​フロー(進め方)

新築住宅の進め方

1.ご相談

1-1. お問い合わせ

「CONTACT」欄よりお問合せいただくか、お電話にてご連絡ください。ご相談の面談日を調整します。初回の面談は無料です。面談は各種資料の揃った当事務所で行うのが望ましいのですが、首都圏エリアにお住まいの場合は直接お伺いすることも可能です。また場合によりスカイプ等のビデオ会議形式での面談も可能です。

1-2. 初回ヒアリング

ご予算、立地、広さや間取り、デザインや設備機器に関するご要望をヒアリングします。当事務所での実例を踏まえて、ご要望の実現可能性について一緒に考えてゆきます。

1-3. テストプランのご提案

土地探しが不要な場合、初回計画案をご提案します。初回計画案に限り、無料で作成しております。ご提案は現地調査無しで入手可能な情報に基づいたご提案となります。通常2週間程度のお時間をいただき、案を作成します。また同時に、建築に関わる諸経費(設計料や登記手続き等)についてもご提案します。

土地探しが必要な場合、業務提携している創造系不動産と共に土地探し・資金計画のご提案を行います。条件に見合う土地が見つかった場合、ボリュームスタディによりどのような建物が可能かを検討します。

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2.ご契約

2-1.ご契約の手続き

初回計画案および土地探しを踏まえて、更に当事務所と共に計画を進めてゆくか、ご判断ください。私共と一緒に進めることを希望される場合、当事務所と設計監理契約を結んでいただきます。

ご契約に際して、一級建築士に義務付けられている重要事項説明を併せて行います。

​¥:ご契約時に着手金として設計料の10%をお支払いをお願いしております。

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3.​基本設計

初回ご相談までの経過を踏まえて機能、予算、敷地、法規等の条件を総合的に検討して、建物の基本的なデザインを決定する段階です。通常、2ヶ月程度の期間になります。

3-1.お打合せ

ご予算、立地、広さや間取り、デザインや設備機器について確認して、様々な可能性を探ってゆきます。

3-2.現地調

敷地の現状確認、測量。諸官庁に行き、法規制に関する確認や事前協議をします。

​3-3.基本設計案の作成

お打合せや現地調査、諸官庁事前協議の内容を踏まえて、基本設計案を作成します。色々な可能性の中から選択できるよう、複数の案を準備します。通常、10案以上のご提案を作成することがあり、その中からベストな案を導きだすようにしています。

​¥:基本設計完了時に設計料の20%をお支払いをお願いしております。

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4.実施設計

基本設計で決定した計画案を基に、詳細や仕上、細かな仕様を決定し、実際に建てる為に必要な設計図書を作成する段階です。通常、3ヶ月程度の期間になります。

4-1.詳細内容の確認・承認

実施設計の段階ではより詳細なイメージを確認いただく為に、図面だけでなく模型やCGを作成してより具体的な完成イメージを確認いただけるようにしています。

​図面、模型、CGをもとに計画内容をご確認いただき、ご承認いただいた段階で工務店に見積を依頼します。

4-2.​実施設計図書の作成

実施設計ではより細かい計画内容を詰めてゆきます。水廻りに使用する器具やキッチン、内外の壁床天井の仕上げ材を決定してゆきます。決定に際してはメーカーのショールーム等に一緒に伺い、実際に使用する機器や材料を決定します。

仕様をまとめてながら実施設計図を作成し、建築確認申請や工事見積に必要な図面および書類の準備を進めます。

また、法規上の手続きについて諸官庁とも協議を進めます。

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5.​工事見積・確認申請

工事見積を工務店と依頼し、工事請負契約を締結します。同時に、審査機関に確認申請書を提出して法に適合している点を確認し着工できるように手続きします。通常、2ヶ月程度の期間になります。

5-1.工事見積

工事の見積は原則的に複数の工務店に依頼する競争入札形式としています。場合により、私共の事務所と付き合いのある工務店に特命で依頼することもあります。結果的にその方が安くなるケースも多分にある為ですが、プロジェクト個別の事情に合わせて、工事費が適正価格となるようにしています。

5-2.​​金額交渉・減額調

工務店から見積金額を査定し、減額を交渉します。また予算オーバーした場合は、建物の仕様を調整してご予算に見合うように調整してゆきます。工事金額が合意に至った場合、工務店と契約していただく段取りをします。

5-3.確認申請

設計されている建物が法規的に問題ないかを審査してもらい、建設する許可を得る為の手続きです。建物の高さや規模によっては、お知らせ看板の設置や近隣住民への説明などを行い、関連する条例等の法規制がある場合はそれらの申請も行います。確認申請の審査が通った場合、確認済証が発行されて建設することが法的に可能となります。

 

 

​¥:工事契約時に設計料の40%をお支払いをお願いしております。

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6.​​工事監理

工事見積と調整で決定した内容を基に工務店と契約し、工事を進めてゆきます。通常、6-7ヶ月程度の期間になります。

6-1.​工事監理

工事監理とは、工事が設計図と契約の内容に基づいて適正に行われているかをチェックする業務です。併せて、設計の際に未決だった仕上材や詳細を決定し、場合により変更をすることで、より良い建物をつくることを目指します。また、お施主様と一緒に現場を確認して、工事全体の品質や進捗状況、問題点の有無を確認してゆきます。

6-2.​​​工事(工務店)

契約した内容に基づいて建物をつくってゆきます。建物をつくる過程で質疑がある場合は設計者とやりとりをして、問題を解決してゆきます。現場を円滑に進めるには、お施主様、設計者、施工者の3者がお互いの立場を尊重して、直截に意見を交わしながらフラットな関係を保つことが大事です。

​また現場では予期しないトラブルが発生することもありますが、追加費用の有無等をその都度協議してゆきます。

 

 

​¥:工事完了時に設計料の30%をお支払いをお願いしております。

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7.​​​お引渡し・メンテナンス

完成時にお引渡しの検査を行い、その後もメンテナンスでお付き合いしてゆきます。

7-1.​お引渡し

工事が完成した際にはお引渡しの検査をお施主様と一緒に行い、施工不良や動作不良が無いか、チェックします。もし不良箇所がある場合は、手直し工事を依頼して、適切な状態で建物をお引渡しするようにします。

新築の建物の場合、瑕疵保証期間が10年間となっており、その期間内に瑕疵の対象となる雨漏り等のトラブルが発生した場合は補償の対象となります。

7-2.​​​​メンテナンス

お引渡し後も、半年、1年目といった節目ごとに点検を行って不具合が発生した箇所があれば補修してゆきます。それぞれの節目ごとにご連絡差し上げて、施工を担当した工務店と共に継続的に建物をメンテンスしてゆきます。

 

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